当店でポルシェに使用しているギアオイル。
通常は80W-90を使用しています。
が、LSDを装着している車両やサーキットユースのオーナー様の為に特別な物も
ご用意しております。
粘度は75W-140、メーカーは通常使用の物も同じなのですがJCDという国産メーカーさん。
非常にシフトフィーリングも滑らかでオススメですョ。
今回、オイル交換にいらっしゃいましたポルシェ964のオーナーさんも社外LSDを装着されて
いまして定期的に来て下さり感謝です。。。(^^ゞ
今日はこの大雨の中、ポルシェ993オーナーの方がお初のご来店。
色々とやりたい事が・・・と言う事だったのでこちらも今日中にできる事はやってしまおうと
二人がかりでのクイックサービスです。
午後3時過ぎのご来店だったのですがメニュー的には
●コンディションチェック
●エンジンオイル&フィルター交換。
●オートマッチックフルード&ストレーナー交換。
●ビルシュタイン R2000カーボンクリーン施工
なんとか6時過ぎには作業終了でホッと一息です。。。(^。^)y-.。o○
ポルシェ964。
定番修理の1つ。オイルクーラー付近からのオイル洩れ。
右フロントフェンダーの中にオイルクーラーがあり油温が上がってくると電動ファンが回り
下側のスリットから熱風が排出されますがそこからオイルが垂れてくる事があります。
原因はほぼ上写真のオイルホースのカシメからの洩れです。
ディーラーさんではサーモスタットからのASSY交換で部品代だけで1本約6万円します。
2本で12万円。それに交換工賃が・・・かかります。
当店のような街場のショップさんは当然のごとくカシメを切開してホース部だけを交換
します。修理代も半分以下で収まりますしね。
(内緒ですけどたまにディーラーさんからのご紹介でやっちゃう事も・・・)
ポルシェ993。
ブレーキパットの警告灯が点灯してしまったという連絡がありご入庫。
今回のお客様は結構距離を走られる方で確か過去ににローターを研磨したような・・・
で、計測してみるとやはりウェアーリミット(摩耗限界)を超えていました。(注:上写真は計測
するイメージです。一人で写真を撮っているため数値は実際の値ではございません)
それも前後ともに…
ポルシェの売りでもあるブレーキ。
やはり新品は気持ちいいです。 ご請求も気持ちいい感じですが。。。^_^;
ここのところ、コンスタントにオーダーのあるキーレスリモコンの取り付け。
今回はポルシェ993。
1992yモデル964以降993まではほぼ同じ造りになっていて助手席下がベスト
と思われます。ご覧のようにシートを外してしまえば作業も広々で楽チンです。
すべての配線はこのスペースの中でまかなえます。
1992y以降の964・993については施工時間も約90分とちょっと当店のお隣のIKEAさん
でも1周してきてくれる間に終わってしまいます。
ご興味ある方は予約制にて承っておりますので。。。m(__)m
近所の業者様が持ち込まれましたポルシェ993。
運転席のパワーシート不具合と聞いていたのでもしや前後が不動だとしたら厄介だなぁ
とか思ってましたが前側ハイトの不動のみと言う事で少し安心しました。。。
ご丁寧に部品は新品を持ち込まれたのですがワイヤーにモーターにスイッチと
ほぼフルセット。
こんなに全部壊れてると思わないのですが用意されてしまったので全交換です。
フルパワーシートの場合、シート下にいっぱいモーターが存在します。
今回はその中の前側ハイト(座面高さ)調整用のモーター関係のみ交換しました。
ちなみに前側ハイト調整スイッチは前後スライドのスイッチと一緒になっており
スイッチ自体はこんな感じで抜けてきます。
が、電源用のカプラーは全部一緒になってるのでこのようにバラしての交換となります。
結果ですが、原因はスイッチの不良であってモーターやワイヤーに不具合はなかったようで
した。。。^_^;
車検整備でお預かりした1997yモデル ローバーミニ。
オーナー様からのご指摘は無かったのですがどうも車高が低すぎるような・・・
ざっくりですがメジャーで測るとホイールアーチまで約51cm。
下廻りを覗いてみるとガッツリマフラーが擦れてます。このままではいつの日か穴が開くか
最悪はマフラーが折れて走行不能になってしまう事もあります。
オーナー様に連絡をして聞いてみると「言われてみれば・・・」との事。
で、元の車高に戻すべく作業開始。
上写真、左が使い込んだラバーコーンスプリング。右が新品です。
これだけ潰れてれば車高も低すぎるはずです。
新品に組み直した図。
メジャーで測ってみると約55cm。大体オリジナルはこんなもんです。
これで安心ですね。
皆さんも気になる方はざっくりとメジャーで測ってみてください。
私の思う所、53cm位を切るようでしたら何らかの対処をした方が良いと思われますので。。。
今日はお初のご来店の1993yモデル ポルシェ964。
他店様でご購入した物で特に調子が悪い訳でも無いのですが今後のメンテナンスの
メニューも考えていきたいと言う事で当店でコンディションチェックをする事に。
上写真のようなチェックシートを使いながら全体的なコンディションを見ていきます。
まずは変な故障コードが入っていないかテスターでチェック。
下廻りもアンダーカバーを外してオイル漏れなどを点検していきます。
ブレーキ関係はパットの残量だけではなくローターの厚みも計測。
事前に把握しておく事で次回パット交換時にローターが使えるかどうかって心構えも
違いますからね。。。
エンジン関係も一通りチェック。上写真はブロアモーターのガタを点検してるとこです。
これも壊れると痛かゆいお値段ですし…
こんな感じで所要時間は約90分。
当店で初めてメンテナンスする方にお勧めしているコンディションチェック。
こうする事でオーナー様はもちろん私の方でもお車の状態が把握でき整備メニュー
もご提案できますので。
今回のお車は全体的には良いコンディションでしたが暫くやっていなかったで
あろうATFの交換とオイルクーラーホースからの漏れを修理することとなりました。
ちなみにコンディションチェックは税込み6300円にてご予約を承っておりますので
「私もっ!」って方はご連絡お待ちしております。。。
当店で扱っているポルシェもミニも趣味性が高いせいかなかなか走行距離が伸びない
お車が多いです。
今回も車検整備でお預かりしたそんなお車が入庫中。
このように溝もたっぷりあるし特にひび割れもしてないタイヤですが・・・
でも素材はゴムなので経年劣化もしますし硬くなって本来の性能が発揮できません。
事実、私もその昔にそんなタイヤで豪雨の中を走行中にハイドロプレーニング現象
をおこし廃車にしてしまった事も…
で、そんな事になる前にタイヤを良く見てください。ほとんどのメーカーさんは製造
年が解るようにマークしてあるんです。
上写真:1407とありますがコレは2007年 14週目の製造を意味します。
と言う事は5年前のタイヤという事ですね。
で、こちらは新品タイヤ。
2412とあります。 2012年 24週目の製造になります。
どんなに溝があってもヒビ割れがなくとも最低5年に一度は交換してあげてください。。。
痛い目に会う前に・・・^_^;
近所の某輸入車屋さんがご来店。
お客様がご自分でステレオのスピーカーを交換したらステレオにプロテクトがかかってしまい
どうにもならないとの事。一度リセットしてもまたロックしてしまう???
って言うか最近のステレオは不具合があるとプロテクトがかかってロックしたりしちゃうんです
ね。。。(知りませんでした(/_;))
で、スピーカーの配線を見てみるとプラスとマイナスが逆になってます。
おそらくコレが原因。ちなみにドイツ車は基本的に茶色がマイナスでありますので。
(もっとちなみに関係ない事言うとミニは茶色が常時電源プラスだったりします。)
配線の色もそうですがこの車、配線にガムテープが巻いてある!?最低限絶縁ビニール
テープを使いましょうよと剥がしてみたらご覧の通り器用にも?端子の穴に配線を通して
よじってあるだけ…
見てしまったからには知らんふりもできず。。。
キボシを付けて変に切られてしまった配線は半田付けし直してあげます。
(結局、フロント・リアともに全部やり直しになりました。)
全部やり直してステレオをリセットして作動点検。
問題無いようで快調に音が出るようになりました。(^。^)y-.。o○