GW休みも終わり通常営業してるなか早速?!のお電話が。
走行中、突然エンジンが止まりセルは廻るが再始動不能に
陥ってしまったポルシェ964。
どうしようもないのでとりあえずレッカーを手配して入庫して頂く
事に。
症状からしてまず疑うのは定番のDMEリレー。
見てみると品番は”993”から始まる物の末番が”00”という事でチョット古そうです。
現行は末番が”01”になりますので。。。(ちなみに初期物は”944″から始まります
のでそんなリレーを使ってる方は早急に交換をお勧めします。。。)
で、新しいリレーに差し替えてみると何事も無かったようにエンジン始動!!
古いリレーの横にはこのような印字がされたました。
この一番最後の”04”というのが製造年になりこのリレーは2004年製
ということでしょうか。
こんなんであっさり治ってしまうこともあるのであるので予備のリレーを
持っていてもいいかもしれませんね。
車検整備で初めてお預かりしたポルシェ993。
ファンベルトを交換しようと工具を入れると???
工具が奥まで入らない。通常のものなら上写真の矢印の部分(よく見てもらえるとココ
まで入るんですョな感じで何時も使ってるので工具の色が変わってる)まで刺さるんです。
このままナットを緩めようとすると恐らく舐めてしまいます。。。
そんなことになるとオルタネーターASSY交換という事にもなりかねません。。。
とりあえず交換するベルトはちょん切ってファンハウジングごと上に向けて
シャフトの穴を直視できるように持ち上げます。
写真では解りずらいですがどうやら過去に適正な工具を使わずにベルト
交換をしたのか奥のほうが崩れていました。
現オーナー様は自分で触るタイプな方ではないのでその前のオーナー
様時代にやったのかな。たまにサンデーメカニックさんが手持ちの六角レンチ
を入れて潰してしまうのを見たことがあります。
今回はなんとか修正して工具が入るように出来ましたが気をつけてくださいね。。。
約2年くらいでエアコンの利きが悪くなるポルシェ993。
検知器で調べては見ましたが反応が出ない。で、2年前に蛍光剤を注入して
様子を見てもらってましたがやはり今シーズンにきて利きが悪くなって入庫し
てきました。
で、以前注入した蛍光剤が箇所を特定してくれると期待してブラックライトで
目視点検したのですが何処も光らない???
残るは定番のエバポレーター。フィンの部分はエアコンフィルターを外せば覗ける
のですが光ってない。。。でもそこくらいしか考えられないので意を決してエバポレ
ーター交換です。
外した物を単体で点検すると発見しました!!
それが上写真。エバポレーターの端にあるパイプが光ってます。(ピンボケで解りずらい
ですが微妙に蛍光色が付着してます)ここはケースに収まっていて見えない部分なので
車上点検では発見できなかったのです。
これで安心?!して交換作業には入れます。。。
ポルシェ993のエンジンルーム。
ガムテープで一生懸命補修してる痛い感じのサウンドアブソーバー。
が、こんな事しても無駄な努力でサウンドアブソーバーも腐食が酷く垂れ下がってしまってます。
で、新品に張替え。
たまにご紹介してますがエンジンを降ろさなくとも車上交換できますので。。。
(ディーラーさんはほぼ受けてくれないらしいですが…)
今週末からGW突入ですね。。。
当店は5月1日 日曜日までは通常通り営業いたします。
5月2日~5日 木曜日までお休みいただきますので宜しくお願い致します。
当店で最近流行ってるというか気になってる添加剤。
”REWITEC” PowerShot という物でエンジンは勿論ミッションにも使えます。
それを今回は1991y ポルシェ964のエンジン&ミッションに注入してみました。
効果の程は実際味わって頂ければハッキリ解るのですが・・・
かと言ってお値段的に空冷ポルシェエンジンですと税込25920円とソコソコして
しまいます。
気になる方は相談してみてください。。。
レンタカー使用のBMW 116 F20っていうやつです。
レンタカーは半年の点検と1年毎の車検が義務付けられ点検整備を認証工場
でやらなくてはいけません。
当店は当然ですが認証を取得してますので…って事で専門の空冷ポルシェや
ローバーミニではないですがこんなこともやったりします。
で、若干不慣れなBMWの車検整備でのファンベルト交換。
古いタイプのBMWは触ったこともありベルト交換には矢印のようなテンショナーを
グイッと動かしてピンポンチみたいなのでロックするとベルトも簡単に外れたのです
が最近の物はそれだけではベルトが取れません。
こんなヘンテコな物でベルトを押さえてるんですね。
矢印の部分を引っ張るとゼンマイのような音がしてローラーが動くようになり
ベルトとの間に隙間ができようやっと外せます。
どうもコレと同じようなのがBMWミニにも付いてました。。。(BMWミニも専門外では
ありますが見たことがあったような?!)
外したベルトには結構な傷がありました。
やっぱり定期的な点検は必要ですね。
最近、通勤に使う車が諸事情?!でコロコロ変わるのですがココの所は
VW ゴルフ ヴァリアントを使ってます。
で、初めてエアコンを使ってみるとどうもカビ臭い。。。
とりあえずエアコンフィルターを覗いてみると…
左が汚れたフィルター。右は新品です。
どのくらい前に交換したのでしょう???
交換後は結構快適な感じになりました。
エアコンシーズンも近くなるこの頃、毎年のことではありますがエアコン修理
でのご入庫が増えてきてます。
今回は1991yモデル ポルシェ964のエバポレーター交換。
ガソリンタンクを外しての作業となります。
このユニットの中にエバポレーターが入っております。
1991yモデルという事でエアコンガスをR12からR134aに変換。
その際、遣れてきてるコンプレッサーはオーバーホールを推奨してます。
で、出てきたエバポレーター。恐らく新車当時物であろう感じです。
新品に入れ替え組み込んだら完成。
お次は1997y 993が待ち構えておりますので。。。
エンジンオイルの補充にご来店されたポルシェ993。
とりあえずエンジンを暖めて調整しようと・・・
すると”チタチタ”とオイルが床に垂れてくるではないですか!!
取り急ぎアンダーカバーを外し覗いてみるとNo1シリンダー周辺から垂れてくる。。。
正直、964・993辺りだと滲み程度の物は出てる固体が殆どではありますがこれは
完全に逝ってしまってる感じ。
急遽お預かりとなり箇所を特定する事に。
とにかくエンジンをある程度ばらさないと見えてきません。(なんとなく予想は付いてますが)
エンジン台に載せ左バンクをばらしていきます。
で、シリンダーヘッドを外すと見えてきました。
原因は矢印のクランクケースの通称通しボルト(スルーボルト)。
恐らく中のOリングが完全に逝ってしまったのでしょう。
ここまで外すとオーバーホールも視野に入ってきますが走行もまだ65000km程度。
コストも考えないといけないのでそうした物かオーナー様と相談ですね。。。