ポルシェ964がオイル洩れでご入庫。
どうも赤っぽいサラッとした感じのオイルっぽいものが床に垂れてるという事でした。
リフトアップするとフロントからリアへとアンダーカバーが濡れてます。
でもステアリングラックは数年前にオーバーホール済みで洩れも無いです。
と、言う事はフルードのラインでしょうか???
矢印の辺りに洩れそうなパイプホースが隠れてます。
で、カバーを剥ぐってみるとやはりパワステフルードラインがビショビショでした。
一度カシメ廻りを洗浄して現像液を吹き再度洩れの箇所をチェック。
結果、上側のプレッシャーラインが駄目なようでした。
このプレッシャーライン、エンジンルーム内は時たま洩れて交換しますがこのフロア下
は珍しいです。。。もしかしてこれからの流行り物?!になるかもですね。。。
1989y ポルシェ911ターボのフレッシュエアブロアの修理。
この辺の年式でありがちなモーターの不動状態。
930系のb空調のブロアモーターはいろんな所についております。
その中のフレッシュエアブロアモーターは何処かと言いますと…
ワイヤーやら外す物をはずしていくとこんな所にあります。
モーターの不良だとは思いますが念のため電源をテスターで確認。
あとはハウジングをバラして白い羽を壊さないようにモーターから抜き取ります。
メーカーからはモーターと羽がアッセンブリーでの供給ですが羽が壊れなけれ
ばモーターのみも入手可能です。
最近、増えつつある空冷ファンのトラブル。
今回のお車はポルシェ993。
空冷ファンとシュラウドが擦れて結構な異音を発生させてます。
コレ、暗い所で見るとお互いの素材がマグネシウム系だったりするのでキレイ?!
な火花が散ってるのが見れます。。。そんな事を言ってたりするとインペラーが
折れて噛み込んでベルトをぶち切ってしまったりエライ事になってしまうので早
急に対処しましょう。
ファン廻りをバラしてみるとシュラウドを擦った後が・・・
原因はこのような経年劣化から来る物が殆どですがその他にも軸受けのベアリング
のガタなどもあります。今回はまずインペラー交換&オルタネーターのオーバーホール
で様子を見る事に。これでダメだとシュラウドも交換になってしまいます。
車検整備でお預かりしましたポルシェ993。
またまたタイロッドエンドボールジョイントのブーツが切れてる。
993のボールジョイントは何故か単品での部品供給がなくタイロッドASSYでの供給
になりお値段的にも片側で39000円弱しちゃいます。
ブーツが切れるということはそれなりに古いという事でもあり重要保安部品の1つ
でもあるので交換が望ましいのですが…
今回は一応ボールジョイントに損傷がないか目視点検の上、グリスを詰め替え
ブーツのみの交換で対応してみました。。。