整備でお預かり中の1989yポルシェ911のバッテリー +端子ターミナル。
オリジナルでなく汎用のものが使用されてます。このタイプは取り付けやすいのですが
正直あまり性能は良くないようです。
外してみるとご覧のとおり腐食してます。コレが原因でスターターモーターが
回りずらかったりすることも・・・あるようで…
本来ならケーブルごと交換するのが望ましいのでしょうが結構な重労働だし
コスト的にも痛い出費になります。
で、今回は右の新しい端子を用意しました。
腐食したケーブル部分をカットして被覆を剥いて新しい端子を着けます。
取り付けは専用工具でカシメます。
出来上がりはこんな感じ。
まぁ、これも汎用品ではありますが造りは全然違います。
12ヶ月点検整備でお預かり中の1989y ポルシェ911ターボ。
整備的なものではないですがどうもこのシフトノブのボロさも気になっていたようで・・・
今回、新品に交換してみました。ノブはもちろんですがシフトパターンが刻まれてる
キャップ部分も新品に。
古いキャップは刻まれてるパターン以外がツルツルになってますが本来は梨地なん
ですよ。
流石、新品は握るのがもったいない位にサラサラな感じ。まだ他の作業もあり納車まで
日もあるのでキッチリ養生しておきましょう。。。
12ヶ月点検整備でご入庫いただきました1989y ポルシェ911ターボ。
今回、点検整備の他、運転席シートのリペアもするという事で実作業は
来週からですがとりあえず外して準備しときます。
全体的にリペアするのですが特にご用命のあったのがサイドサポートの
擦れ。
それに座面のヘタリ。
どんな仕上がりになるか楽しみです。。。
ポルシェ964のオイル洩れ修理。
エンジンの真ん中の奥のほうにあるオイルプレッシャースイッチの周りが
オイル洩れ跡で真っ黒になってます。でもプレッシャースイッチ自体は
キレイな感じ。
中にゴミが落ちないようにプレッシャースイッチ周りをある程度掃除して
スイッチを土台ごと外すとこんな穴みたいになってます。その昔の3.2カレラ
時代まではここいら辺にエンジンオイルクーラー用のサーモスタットが入って
ました。その名残が…
で、オイル洩れの原因であろう黒いOリングが出てきます。外すとパキパキに
硬化してます。新しいOリングに交換。プレッシャースイッチは問題無さそうなので
そのまま戻して完成。プレッシャースイッチが有る位ですからそれなりに油圧のかか
る部分ですのでいったん洩れだすとイイ感じに洩れちゃいますので。。。
1988yポルシェ911カレラの12ヶ月点検整備。
整備が完了したら最後にエンジンの基本調整をします。
やった所でLジェトロインジェクションはあまり体感できる程ではありませんが
エンジンのコンディションも解ったりもするので…
O2センサーを切った状態で触媒前の排ガス濃度を測りCOを調整。
3.2カレラ辺りになるとこれがあまり反応しない固体が殆どでガッカリ
させられる事がシバシバ。。。
今回のお車はバッチリ反応。数値も気持ちいいくらいに出ました。
なんか新車時の頃を思い出しますね。