クラシックミニ作業事例

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ローバーミニ オーバーヒート

オーバーヒートにてご入庫のローバーミニ。

主原因はラジエターの腐食による水漏れだったのですが…

どうもエンジンの調子も今ひつな感じ。

もしやと思いシリンダーのロスをチェック。

ロスというのは各シリンダー(ローバーミニは4気筒エンジン

なので4個)の密閉度を計測するものでオーバーヒートなどで

異常に熱くなると歪みが出たりしてきちんとした圧縮が保てなく

なったりして調子が悪くなっちゃうんです。

no1cy-7%

こちら1番シリンダー。簡単に説明すると左のメーターが

シリンダーにかけてる圧力で右のメーターがシリンダー内

で保ってる圧力になります。見ると少しだけ低い値になって

ます。計算式があるのですがこんな感じだと約7%位ロスして

るということになります。これは合格点で問題なし。他、3・4番

シリンダーも同じくらいでした。

no2cy-27%

で、こちいらが2番シリンダー。結構右のメターの値が

低いのがわかります。残念ながら約27%くらいロスして

るようでアウトです。

原因は色々考えられますが結構修理代もかかることでしょう。。。

オートマチック シフトケーブルが重たい ローバーミニ

ローバーミニのエンンジン下側ミッションケースに

刺さっているケーブル。

DSCF2213

オートマチックミッションのシフトケーブルです。

DSCF2214

ミッションからマフラーの隙間を通ってシフトレバー

まで伸びてきます。

今回、先日の大雨で若干水没気味になりどうも動きが

重くなったという事での修理依頼。

DSCF2215

このケーブル、既に生産中止で新品が手に入りません。

って事でバラしてシコシコ掃除して給油してどうか???

結構、いい感じに直っちゃいました。。。

ローバーミニ サスペンション不具合

ローバーミニでたまにあるサスペンションの不具合。

r1

ミニのサスペンションは特有のラバーコーンという

ゴムの塊みたいなものを採用しています。

それが経年劣化で痩せてくるとその先にはまっている

ストラットが外れてしまい異音を出し始めます。(上写真)

r2

すぐ気がつけば色々と対処のしようもありますが

今回のお車はラバーコーンが歪んでしまってい

たので交換するしかありません。

r3

新品と比べるとこんなに高さが違ってきてます。

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