ローバーミニの冷却水漏れと言えば定番なのが
ラジエターやウォーターポンプなどが有りますが…
今回はその次位にランクされる箇所。
吸入空気を通すインテークマニホールド（上写真）
からの漏れです。
通常、空気を通す場所なので水は通さないのですが
空気を暖めてガソリンを気化しやすくするため廻りに
暖かい水を通すように出来てます。
そのパイプが経年劣化でご覧のように腐食して
水漏れを起こしてしまいます。
パイプを新しくしたリビルト品に交換して終了。
さすがに新品は供給されませんがリビルトして
対応。生産終了してから10年以上経つローバーミニ
ですがまだまだこういった重要部品に困る事は御座い
ませんッ!!
最近あまりやる事が無かったのですが久しぶりの
同色オーバーフェンダーの取付です。
ただ色を塗って付ける訳ではないんです。
まずは純正を取り外しオーバーフェンダーを仮付け
してフィッティングを試します。
で、微妙に削ったりもして付き具合を調整。
後ろ側も同様に削ったりして調整してあげます。
これをやるとやらないとでは仕上がりが全然違う
んです。
これでやっとペイントに出せます。決してペイント
後に調整などはしてはいけませんね。
さて、出来上がりは・・・
定期点検で入庫中のローバーミニのベルト鳴きが
どうにも止まらない。。。
原因はこのテンションプーリーにあるのですが…
見た目、目視では解らない位、辺りに歪みが出てるんです。
そもそもの原因はプーリーの調整用ステー。
左が新品なんですが何がおかしいかと言うと・・・
赤丸印の溶接がプーリーのテンションに負け剥がれ
て歪んでしまってるんです。
コレ、ホント見た目では判断できない位ですが鳴きの
原因になっちゃうんですョ。
