サンルーフが途中、エアデフレクターに引っかかり閉らない
というトラブルでポルシェ993が入庫。
サンルーフを閉めてくるとこのようにデフレクターに当たって
しまってます。
原因はコレ
ヒンジが折れてます。
こんなプラスチックじゃ簡単に折れちゃいます。
でも材質も形も昔から変わらず・・・もうちょっと考えて
欲しいとこですね。
これが正常な状態。
このパーツ、そんなに頻繁に出る物でもないんですが
何故か在庫しちゃってます。
これもディーラー時代によく待ち作業でやらされたのを頭の中
の何処かで憶えててなんとなく在庫しちゃってるんです。。。
まったく効かない訳ではないのですがエアコンの効き
が悪いと言う事で入庫してきたポルシェ964。
ガスは入ってるようですがマニホールドゲージを付けると
確かに圧力が高いような(特に高圧が)・・・
で、修理後の圧力。
低圧側の圧力も2bar位まで落ちガスが冷やされてる
のが解ります。
吹き出し口の温度も修理前は20℃を切らなかったのですが
約16℃位まで下がるようになりました。
もっと調子のイイやつは12℃くらいまでいくので今一つ
効きにパンチが無いのですが今回はこの辺でと言う事に。
何をしたかと言うとエアコンのコンデンサーを新品に交換。
電動ファンの調子は悪くないようだったので再使用。
外したコンデンサー。ゴミや泥が目に詰まっていました。
おまけに微妙に洩れっぽい物も・・・
20年も使っていればゴミも溜まりますわネ。。。
今回は走行距離も13万キロを超えたポルシェ964。
10万キロ超えとは関係ありませんがこのフューエルフィルター
はメーカー的には2万キロでの交換を指定してます。
ですがフィルターはそこだけではないんです。
上写真はガソリンタンク下でフューエルポンプを
外したとこ。
その奥にフィルターというかストレーナーが入っています。
ここでガソリンタンクからの異物を濾してポンプへとガソリン
が流れていきます。
外したストレーナー。
良く見ると網目も潰れ気味で奥にはゴミも
溜まってきてます。
新品と比べると古さ歴然です。
そこまでやるとガソリンタンクも外して洗浄したくなっちゃいます。
特にトラブルがなくとも走行距離も10万キロを超えてきたらやっと
いてもイイんじゃないですかネ。。。