今日はお初のご来店の1993yモデル ポルシェ964。
他店様でご購入した物で特に調子が悪い訳でも無いのですが今後のメンテナンスの
メニューも考えていきたいと言う事で当店でコンディションチェックをする事に。
上写真のようなチェックシートを使いながら全体的なコンディションを見ていきます。
まずは変な故障コードが入っていないかテスターでチェック。
下廻りもアンダーカバーを外してオイル漏れなどを点検していきます。
ブレーキ関係はパットの残量だけではなくローターの厚みも計測。
事前に把握しておく事で次回パット交換時にローターが使えるかどうかって心構えも
違いますからね。。。
エンジン関係も一通りチェック。上写真はブロアモーターのガタを点検してるとこです。
これも壊れると痛かゆいお値段ですし…
こんな感じで所要時間は約90分。
当店で初めてメンテナンスする方にお勧めしているコンディションチェック。
こうする事でオーナー様はもちろん私の方でもお車の状態が把握でき整備メニュー
もご提案できますので。
今回のお車は全体的には良いコンディションでしたが暫くやっていなかったで
あろうATFの交換とオイルクーラーホースからの漏れを修理することとなりました。
ちなみにコンディションチェックは税込み6300円にてご予約を承っておりますので
「私もっ!」って方はご連絡お待ちしております。。。
近所の某輸入車屋さんがご来店。
お客様がご自分でステレオのスピーカーを交換したらステレオにプロテクトがかかってしまい
どうにもならないとの事。一度リセットしてもまたロックしてしまう???
って言うか最近のステレオは不具合があるとプロテクトがかかってロックしたりしちゃうんです
ね。。。(知りませんでした(/_;))
で、スピーカーの配線を見てみるとプラスとマイナスが逆になってます。
おそらくコレが原因。ちなみにドイツ車は基本的に茶色がマイナスでありますので。
(もっとちなみに関係ない事言うとミニは茶色が常時電源プラスだったりします。)
配線の色もそうですがこの車、配線にガムテープが巻いてある!?最低限絶縁ビニール
テープを使いましょうよと剥がしてみたらご覧の通り器用にも?端子の穴に配線を通して
よじってあるだけ…
見てしまったからには知らんふりもできず。。。
キボシを付けて変に切られてしまった配線は半田付けし直してあげます。
(結局、フロント・リアともに全部やり直しになりました。)
全部やり直してステレオをリセットして作動点検。
問題無いようで快調に音が出るようになりました。(^。^)y-.。o○
当店では割と珍しい修理。
ポルシェ993 カブリオレ なのですが幌を閉める最後のロックモーターが空回りっぽい
音がして止まらない???
幌を開閉するモーターは後部座席裏に隠れてますが最後にロックするモーターは幌の
前部分にあります。
両端のビスを外しこのように何か所か止まっているクリップを外すと出てきます。
赤丸がモーター、黄丸は「幌が閉りましたョ」の信号を出すマイクロスイッチ。
主原因はモーターのようだったのですが念の為、スイッチとセット交換しました。
これできちんとロックしてモーターも止まるようになりました。。。ヨカッタヨカッタ…