ローバーミニのエンジンはミッションとの2階建て構造になってるため全体が縦長な構造
になっております。
それがゆえアクセルのON/OFFでエンジンが前後に揺れようとするためボディとエンジンを
ロッドで固定し揺れを抑えています。俗に言うトルクロッドと呼んでおりますが・・・
そのロッドにはブッシュが圧入されてるのですが定期的に交換してあげないでいるとロッドを
固定しているステーが折れてしまう事もシバシバございます。
上写真はMT車なので○印のステー部にクラッチ用の油圧パイプが付いてるので折れていても
パッと見に解らない事もあります。写真のステーは以前に一度折れて溶接した跡も見て取れま
す。
が、ご覧の通りクラッチ用油圧パイプを外すとポロッと取れてしまいました。
上写真は再度溶接した完成写真。
みなさんもこうなる前に定期的なトルクロッドブッシュ交換しましょうね。。。
何気にお気づきの方もいるかと思いますが・・・
今週はずっと同じクルマを触ってるような。
今回、色々と取付物やメンテをやらせていただきご請求もちょっと気が引けるような額に
なってしまいましたが最後の取付物はHIDです。
今回使用したのは35W 6000ケルビン。上写真がその色目です。程良い白さ加減で
これなら車検も問題無くパスする感じ。
今回、初めて使用する部材。今まで使用していた物がモデルチェンジでバッテリー直電源を
取らないタイプに変更になってしまい自分的にチョット安定感に不安がまだある(古い考え
かとも思いますが)のでバッテリー直電源を取るタイプを探しコレに決めてみました。
バッテリー直電源を取るため、若干配線が複雑にはなりますがやっぱり点灯時の
立ち上がりが良いと思うのは私だけでしょうか?
H4 Hi/Low切り替えタイプが割と苦手とするパッシングも普通に使えナカナカ優秀
な感じです。
今回使用した物は国内メーカーさんできちんと保証もあるし補修部品の供給もある
ようなので安心ですしね。
ポルシェ964のリアスポイラー。
普段はこんな感じで閉ってますが80km/h位で上がり15km/h位まで落ちると
下がってしまいます。
ですので普段、上がってる状態をオーナー様がみる事はあまり無いと思います。
そして結構気付かないのがこのスポイラーウォールの切れ。
ご覧のようにパックリ切れてしまってます。
上が新品、下が切れてしまったウォール。
やっぱりこうでないとね。。。
たまには手動で上げてチェックしてみてあげてくださいね。!(^^)!
ポルシェ964。
964までのモデルのヘッドライトは枠にはめ込んで上写真のボルト1本で固定
していました。
ボルトはいいのですが相手側のナット部分がご覧のように薄いプレートにネジを切って
あるだけ・・・
これではよく解らずに斜めにボルトを入れてしまうとすぐにバカバカになってしまいます。
今回もそんな感じでネジ山も無い状態でした。
そんな時はこんな感じでナットリベットで修理してます。
その昔、こんな便利グッズが中々手に入らなかったディーラー勤務時代はナットを
溶接したりもしてたのですがホント便利になったもんです。。。(^^)v
このオレンジ色の大きなウィンカーレンズが気になるポルシェ964オーナーも
多いはず。
最近はあまりご用命頂かなかったのですが久しぶりにクリアレンズに変更のご用命が・・・
純正のウィンカーレンズを外すと当然バルブは透明なまんま。。。
そのままだと車検も通りませんのでオレンジ色にしてあげます。
で、クリアレンズに変更。
ついでにサイドマーカーもクリアにしましょうね。。。(^^)v