ポルシェ993のクランクセンサー交換です。
ポルシェ的には”リファレンスマークセンサー”とか呼んでます。
コレが逝かれてくるとエンジンの始動が悪くなったり完全に逝くと
当然エンジンはかかりません。
964・993は同じ部品を使ってましたが今、部品をオーダーすると996品番の
物が届きます。(左が新品、右が当時物の付いていた物)
それに伴いカプラーソケットも形状が変わるのでボディ側の配線ソケットも
交換しないと付きませんので若干面倒があります。。。
ポルシェ964ターボのオーナー様からのご連絡で”シフトレバーにガタつき
がありバックに入らない”との事。
なんとか自走できそうということでご入庫いただきました。
症状からなんとなく見当はついていたので早速リフトアップしてアンダーカバー
を外します。
するとやはりですがご覧のようにシフトレバーの支点になっているスリーブが外れ
てます。
部品的にはこんなブッシュで経年劣化で割れて何処かへいってしまいます。
今回のお車は1991yモデルなので前期型になるので丸いタイプ。
ブッシュをはめてスリーブを適正な位置に戻して完了。
このブッシュ割れの症状としてはシフトレバーを上下に持ち上げ下げしてみてください。
通常は上下には動きませんので動くようでしたらほぼこのトラブルですね。。。
工場に修理でお預かりのポルシェ993が2台。
1台は当店で販売したRSモデルで一般整備でのお預かり。
もう1台はお初のご来店で今回車検整備のご依頼です。
若干珍しい2台共にスピードイエロー。ナンか工場が明るくなってます?!
当店のポルシェ 中古車情報!!
1996y モデル ポルシェ993 Tip ディーラー車
外装オリジナルコンディショです。
内装もオリジナルコンディション。
エンジンは後期モデルなのでヴァリオラムエンジン!!
今回プライスダウンの車両本体価格 税込5,400,000.-!!
詳細はホームページで要チェックです!!
https://www.autostop.co.jp/vcsMember/stockdetail/494-1_92.html
今年ももうこんなシーズン?!
いや、シーズンにはチョイ早いですが先を見据えてのエアコン修理。
お車は車検整備でお預かり中の1996y ポルシェ993。
さっそくガソリンタンクを外しにかかりエアコンユニットASSYを取り出します。
中でも一番酷そうだったのはエバポレーターとエキスパンションバルブ。
何故かサビサビでした。
エバポレーターのコアもだいぶ汚れて若干オイル滲みっぽい感じに
なっておりました。
ポルシェ993の純正ダンパー。歴史的には新車時は”ボーゲ”と言うメーカー
だったのが何時の日からかメーカーが”モンロー”と変わり…
正直あまり評判も良くなかったのでオーナー様から純正指定が無いかぎり
使う事も無くほぼビルシュタイン製のアフター部品を使ってました。
今回、訳あって純正をオーダー。
届いたのはボーゲでもモンローでもなくビルシュタイン製のものでした。
見た目にはアフター部品の地肌っぽいケースに変わって純正っぽくグリーン
にペイントしたケースになってます。他は今まで使ってたビイルシュタイン製
とほぼ同じような。。。フロントも倒立式になってるし?!
リアダンパー。純正番号&マークもきちんとついてます。(シールですけどね)
フロントも同様でした。
アフター部品との違いは付属する部品(ダストブーツやリアスタビリンケージ)
が別売となっていて揃えるとそこそこのお値段になってしまうところですかね。。。
それでも純正にこだわりたいというオーナー様はメーカーでも若干品薄なような
のでお早めにご相談ください。
1989yポルシェ911カレラのブレーキパットの交換。
今回はオーナー様のご要望で社外品を使用します。
到着したパットを点検したところパットセンサーが現行のタイプ(写真右)でなく
旧タイプ(写真左)のタイプのようでした。
ディスクローター厚も点検したところ研磨不可で交換。
だ、取り外そうとハブキャップを外すとグリスの色がチョット変です。これはついでに
ベアリンググリスも交換しといたほうがいいですね。。
ディスクローター交換はこのようにハブごと外しての作業になります。
ハブの裏側は表と違って真っ黒でした。シールを外してベアリングを抜き
手をグリスでベトベトにさせながら洗浄します。
キレイに洗ったら焼けなど点検して問題なければ新しいグリスを詰めて組み込み
ます。
グリスごと作業で手がベトベトなのを言い訳に新品ローター写真を忘れてしまい
気がついた時には最後のハブベアリングのガタ調整をしておりました。
コレにて完成です。
法定12ヶ月点検整備でお預かりの1988y ポルシェ911カレラ。
点検整備も一通り終わり最後にオーナー様のご要望でエンジン燃料系統
をお掃除するカーボンクリーンの施工。
専用溶剤を入れた機器をフューエルラインに割り込ませエンジン始動。
燃圧をチェック。
そしたら燃圧をレギュレーターで約10psiほど上げてアイドリングする事
約30分。通常より燃圧を上げてインジェクターに若干の負荷を与えて噴射させるのが
狙いです。こうする事で噴霧状態を改善させ燃焼室もキレイになっていきます。
そんな感じのカーボンクリーン。通常3.2カレラですと施工価格¥19,440.-のところ
法定点検とセットですと特別価格¥11,340.-にて承っております。。。。
ポルシェ964がオイル洩れでご入庫。
どうも赤っぽいサラッとした感じのオイルっぽいものが床に垂れてるという事でした。
リフトアップするとフロントからリアへとアンダーカバーが濡れてます。
でもステアリングラックは数年前にオーバーホール済みで洩れも無いです。
と、言う事はフルードのラインでしょうか???
矢印の辺りに洩れそうなパイプホースが隠れてます。
で、カバーを剥ぐってみるとやはりパワステフルードラインがビショビショでした。
一度カシメ廻りを洗浄して現像液を吹き再度洩れの箇所をチェック。
結果、上側のプレッシャーラインが駄目なようでした。
このプレッシャーライン、エンジンルーム内は時たま洩れて交換しますがこのフロア下
は珍しいです。。。もしかしてこれからの流行り物?!になるかもですね。。。
1989y ポルシェ911ターボのフレッシュエアブロアの修理。
この辺の年式でありがちなモーターの不動状態。
930系のb空調のブロアモーターはいろんな所についております。
その中のフレッシュエアブロアモーターは何処かと言いますと…
ワイヤーやら外す物をはずしていくとこんな所にあります。
モーターの不良だとは思いますが念のため電源をテスターで確認。
あとはハウジングをバラして白い羽を壊さないようにモーターから抜き取ります。
メーカーからはモーターと羽がアッセンブリーでの供給ですが羽が壊れなけれ
ばモーターのみも入手可能です。