1988yモデル ポルシェ911カレラ。
梅雨に入り、気が付けば助手席後ろ辺りがビショビショになって
入庫です。
一度室内を乾かし軽くシャワーテスト。
全然洩れてこない・・・
で、微妙に横から強めにしてテスト。
やっと垂れてきました。
結構、リアクォーターガラスのシールから入ってくる物もありますが
今回はそれより定番なドアのウェザーストリップの密着不良のようでした。
見た目に切れなどは無かったのですが微妙なとこだったようで・・・(^。^)y-.。o○
ポルシェ993のプラグ交換。
何気にポルシェも964モデルまでは定期的にタッペット調整などもするので
一緒にプラグ交換したりしてましたが993からは油圧タペットでメンテフリー
になってしまった為、プラグ交換を怠っている場合も多いです。
964よりは外す物も少なく交換できるのですが何故か右バンクはマフラーを
外さないとプラグ交換できません。
964・993はツインプラグなので12本交換します。
特に上写真○印のプラグ。6番シリンダーのインテーク側のプラグ交換の為だけに
右バンクはバラさないといけなかったりします。
コレはやった事のある人でないと解りませんね。。。(>_<)
別件でお預かりしたポルシェ993。
作業も終わりロードテストに出かけるとどうも油温が高いような・・・
工場に帰ってきて確認するとオイルクーラーの電動ファンが廻っていないではないですか。
ポルシェも964・993辺りでの定番トラブルの一つです。
主原因は写真右側のファンレジスターの不良ってのが多いです。
今回も当たりでした。その場合、ついでと言っては何ですがお隣の温度センサーも
一緒に交換する事をお勧めしております。
交換後はこのように油温も安定しました。
夏前に気が付いてよかったです。。。
法定12ヵ月点検整備でお預かりしました1989yモデル ポルシェ911カレラ。
特に不具合は無いと聞いていたのですがしいて言うならばシフトレバーが変に
震える事があるとの事。
で、シフトレバーを触ってみるとやけにガタを感じる。
シフトブーツを剥ぐってリンケージ部分を見てみるとご覧の通りブッシュみたいなものが
割れてシフトロッドが遊んでしまってるようです。
左が外したもの。右が新品です。
名前的にはフリクションリングと言いますがシフトレバーのケースにシフトロッドが
遊ばないように固定させるように付いている物です。
交換したらバッチリとシフトレバーのフィーリングも戻り良かったです。。。^_^;
1988yモデル ポルシェ911カレラ。
路面の悪い所を走ると「キコキコ」と異音が出る固体が結構あります。
その原因はフロントのトーションバースプリングがケースと干渉してるってのが多いです。
フロントのトーションバーはロアアーム(Aアーム)の中(上写真黄線)にあり
前側はスプラインで固定され後ろ側(写真手前)はスプラインの切ってあるキャップ
をボルトでテンションをかけるような感じで固定されています。
ボルトを抜きキャップを外すとこのようにトーションバーが抜けてきます。
異音の原因は上写真○印。 バーとケースが擦れてるのが解ります。
それ自体は特に異常ではないのですがグリス切れで音が出てしまう事があるんです。
新しいグリスをバーに塗ってあげて組み直すとほぼ問題は解決です。。。!(^^)!
かれこれGW頃からお預かりしてます1989yモデル ポルシェ911カレラ。
このクルマ、なんと1オーナー車で走行距離も16万キロとエンジンのオーバーホールも
せずに調子良く頑張っております。
今回はそもそも車検でお預かりしたのですがこの際、長ぁ~いお付き合いをこれからも
するために色々と手を入れていこうと言う事に。。。
エアコンも一式リフレッシュ、ショックアブソーバーも4本交換。
で、外装でずっと気になっていたフロントリップスポイラーのガリガリ傷。
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ポルシェ964・993にはミキシングフラップモーターというよくも壊れてくれる
人気商品的なモーター部品があります。
それがいかれると(上写真○印)今回ご入庫いただいた993のように運転席だけ暑かったり寒かったり、
はたまた助手席側がそんな感じになったりしちゃいます。
ちなみに手に持ってるのは新品部品でこのようなギザギザでフラップを動かすようになってます。
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ここにきて今年もエアコン修理の依頼が増えてきました。
先日は3.2カレラでしたが今回は1996yモデル ポルシェ993です。
完全にエアコンガスが抜けている状態での入庫。
オーナー様に聞いたところ、以前にもエアコン本体を修理した記憶が・・・との事。
でも点検の結果、エバポレーター・エキスパンションバルブ付近がどうも怪しい。。。
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長らく続いてました1988yモデル ポルシェ911カレラの納車点検整備。
今日でほぼ最後の作業になります。
機関の整備も終わり最後はエンジン調整。
触媒前での排ガス濃度を調整していきますが排ガスのサンプリングホールがご覧の通り
サビサビで過去にほとんど触っていなかったような感じ。
コレは絶対に折れるな・・・と思いきや案の定、折れてしまいました。(まぁ、良くある事ですが・・・)
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終盤にきてます1988yモデル ポルシェ911の納車点検。
大まかな整備も終わり今日は内外装のお掃除です。
磨きが終わったら来週明けにはナンバーを取得。
最後にエンジンの微調整などをして納車準備完了の予定でございます。