エアコンが全く効かないポルシェ993。
ガスも全く入って無く検知器で測るとどうも定番エバポレーターから洩れているようです。
今週末から夏休みに入るのでその前に片づけましょうとせっせとエバポ交換に入ります。
相変わらず面倒なエアコンユニット外し。
中を割るとご覧のようにくたびれたエバポレーターが。。。
どうも○印辺りから洩れていたようです。
新しいエバポレーターに交換し組み付け、各部の漏れを点検したらガスを入れていきます。
吹き出し口の温度も10℃と良い感じです。
これでオーナー様も涼しい夏休みが迎えられる事でしょう。。。(^。^)y-.。o○
週末ご来店いただいた1996yモデルポルシェ993オーナー。
ホーンが押しても無いのに鳴ってしまうというトラブルがたまに・・・との事。
993のエアバッグは表面上、変わりないのですが前期・後期があり上のようなトラブルの
場合、後期型ならホーンコンタクトのリテーニングプレート(エアバッグの土台を兼ねてる
ホーンコンタクト部分)の交換で治るのですが前期型ですと部品変更でステアリング丸ごと
交換となりエラい出費になっちゃいます。
今回は1996yモデルという事でおそらく後期型かと思ったのですが一応確認し後期型である
ことを確認しました。
ちなみに前期型(1995yモデルまで)のエアバッグは上写真になります。
○印のエアバッグを固定する部分の形状が後期型と変わってますんで。
こちらが後期型。言葉だと説明しづらいのですが写真を見てもらえば一目瞭然です。
それに合わせたリテーニングプレート。上が後期がで下が前期型です。
形状が変わってるのが解ると思います。
たまにお電話でもお問い合わせがちょくちょくあったので写真を載せて説明してみました。
ご参考になりましたかね…^_^;
ポルシェ993のオリジナル ワンオフ マフラーが完成。
今回、一番凝ってみたのはマフラーカッター。
外、内を二重にしてエンド部分を一度溶接。そこから磨きをかけて一体物っぽく
仕上げております。外形は90Φで約26度の角度で斜めにカット、内側は手作業で
絞り込んであります。
その他、サイレンサーなどの寸法は純正品と全く一緒にしましたので場合によっては
マフラーカッターを純正品に変えたり逆に純正のサイレンサーにこのカッターを付けた
りもできます。勿論、音にもこだわり、ある意味空冷ポルシェっぽくない滑らかな心地よい
サウンドに仕上がってます。
こういった一本物のオーダーもご相談に乗りますので市販品じゃなく自分好みの物をって
方は一度相談してみてくださいね。。。(^。^)y-.。o○
1996yモデル ポルシェ993。
エアコンが効かない?というかコンプレッサーが廻らず入庫です。
ガスはきちんと入っているようです。
色々調べてみるとどうもプレッシャースイッチまで電源がきていないよう!?
と、言う事は・・・ ACコンプレッサーリレーを調べてみると作動電源はきているものの
スイッチリレーの電源がきていませんでした。
このように配線図とにらめっこしていたら原因が判明。
なんと、フォグランプリレーのほうから電源を貰っているようで・・・
で、フォグランプを点検したところ見事に点かないじゃないですか!!
結局、原因は上写真(黄丸)のフォグランプリレーの不良でございました。
こんなのが原因でエアコンが効かないなんて・・・はじめて経験しちゃいました。。。^_^;
空冷ポルシェのスピーカー。
ご存知の方も多いと思いますがそのクォリティーの低さ!?は有名です。
新車1000万円オーバーのクルマとは思えない位に貧祖でございます。
今回は993カブリオレなのでリアには10cmクラスの物を採用してるので
割と社外品も選びやすいです。(クーペモデルは4×6インチのオーバルタイプ
なので・・・ですが。)
で、今回はアルパインのDDリニアシリーズという上級グレードを選択しました。
フロントの純正スピーカーはネットを外すとこんな感じ。。。
これでも音は出るんです。
交換後の外観。
やはり純正っぽくってのが良いです。
DDリニアシリーズと言う事でパッと見には見えない感じでツイーターレベル調整BOX
を取り付け。
簡単そうに見えますがこの純正のスピーカーネットをはめ込むには若干の苦労があります。^_^;
ポルシェ964・993のディストリビュータはベルト駆動されており
定期的に交換が必要になります。
ここの所、何故か忙しく重なる時は重なる物でベルト巻き直し品を3個用意は
してるのですが全部使い果たしストックが無い状態でした。
で、今日、少し時間ができたのでベルトを巻き直してストック品を作る事に。。。
古い物をある程度ばらしシャフトを磨いたりグリスを詰めたりと何かと巻き直すのも
時間がそれなりにかかります。
3個ともやり終える予定だったのですがやはり日曜日と言う事もありクイック整備
やら来客があったりで2個しかできませんでした。
と、言う事で通常はこのようなベルト巻き直し品をストックしてますので事前にご予約
いただければお待ちになってる間にデスビ交換できちゃいます。
もうそろそろかな!?っていう964・993オーナーの方、ご連絡お待ちしてますね。。。(*^_^*)
先日ご成約頂きましたポルシェ964。
その納車点検整備も終盤を迎え機関の整備も一通り終了。
今回は新オーナー様から依頼のあったCDステレオ・ETC・それにナビの
取付です。三つともにこの上写真に収まるくらいになるべく美観を損ねないようかつ
操作しやすくと言った感じに進めます。
で、出来上がり。
ステレオは当然既存のスペースに付けますが一番困るのがナビかと思います。
ちょっと見ずらい部分はありますがこの位置が他に邪魔にならず外からパッと見ても
ダッシュボードの上に鎮座して美観を損ねるような事も無い。。。 です。(^^♪
ここの所、細かいところですが気になるシリーズみたいになっちゃいます。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが964・993のティプトロのシフトゲートの
隙間を隠しているスポンジ。
古くなると上写真のようにスポンジがボロボロになり、特にDレンジの時、お隣の
MTシフトゲートとの隙間が丸見えで茶色く汚い部分がナンとも貧しい感じに見え
ちゃいます。
これが本来のスポンジの姿です。
ただのスポンジなんですがこれがまた3360円もする部品だったり・・・
交換するにもセンターコンソールをゴッソリ外す必要があります。
でも一度気が付くと気になるんでしょうね。。。皆さんのはいかがですか???
気になりだすと気になってしょうがないんでしょうか?
ポルシェ911・964辺りでは多く見られるゴム類の縮み。
私なんかは見慣れ過ぎてるせいでしょうか整備などでお預かりしても指摘する事は
正直あまりありません。。。
今回、お客様にオーダーされたのがまず上写真のドアガラスの水切りモール。
このように隙間が前後にできてしまってます。
お次がステップラバー。後ろ側の写真。
前側も同様に縮んでます。
で、水切りモールを交換するとピラーとピッタリ隙間が無くなりました。
ステップも同様にピッタリです。
いずれも経年劣化で縮むんですね。
確かに交換後はシャキッ!と見えます。皆さんのはどうですか???
なんでかポルシェ993のドアパネルとドアハンドルの間に挟まってるパッキンが
劣化している固体をよく見かけます。
964までのポルシェはここまで酷くなかったように思うのですが・・・
気になり始めるとすごく気になる。。。
やっぱり交換するとパリッ!とします。
部品代は片側で2500円程度の物です。。。が、これを交換するには内張りを外して
の作業となりますのでそれなりにお時間がかかってしまいます。^_^;