ポルシェ964のリアスポイラー。
普段はこんな感じで閉ってますが80km/h位で上がり15km/h位まで落ちると
下がってしまいます。
ですので普段、上がってる状態をオーナー様がみる事はあまり無いと思います。
そして結構気付かないのがこのスポイラーウォールの切れ。
ご覧のようにパックリ切れてしまってます。
上が新品、下が切れてしまったウォール。
やっぱりこうでないとね。。。
たまには手動で上げてチェックしてみてあげてくださいね。!(^^)!
ポルシェ964。
964までのモデルのヘッドライトは枠にはめ込んで上写真のボルト1本で固定
していました。
ボルトはいいのですが相手側のナット部分がご覧のように薄いプレートにネジを切って
あるだけ・・・
これではよく解らずに斜めにボルトを入れてしまうとすぐにバカバカになってしまいます。
今回もそんな感じでネジ山も無い状態でした。
そんな時はこんな感じでナットリベットで修理してます。
その昔、こんな便利グッズが中々手に入らなかったディーラー勤務時代はナットを
溶接したりもしてたのですがホント便利になったもんです。。。(^^)v
このオレンジ色の大きなウィンカーレンズが気になるポルシェ964オーナーも
多いはず。
最近はあまりご用命頂かなかったのですが久しぶりにクリアレンズに変更のご用命が・・・
純正のウィンカーレンズを外すと当然バルブは透明なまんま。。。
そのままだと車検も通りませんのでオレンジ色にしてあげます。
で、クリアレンズに変更。
ついでにサイドマーカーもクリアにしましょうね。。。(^^)v
先日から車検整備で始めてお預かりしてます1991yモデル ポルシェ964。
なんせ初めてのお預かり&過去の整備履歴もあまり残っていない・・・
ナンか面白い事があるかもと思っていたらヤッパリでした。
上写真、何だか解りますか?
ダンピングプレートと言ってブレーキキャリパーのピストンとパットの間に入ってる物で
パットの鳴きやガタを抑制する部品です。
今回のポルシェ964はフロント4ポット×2+リア2ポット×2=計16個使用しています。
が、フロントのパットを外すとダンピングプレートの姿が無い。
で、リアもパットを外すと微かにピストンの中に一部残骸が残ってはいましたが
ナンも無い状態。
パットは前後ともによく使用しましたと言う位に減っていたので交換。
ローターは厚みを測るとまだ研磨できる状態だったので研磨で対応する事に。
しかしダンピングプレートは見てしまったからには当店的に許せませんので
16個ともに取付です。
出来上がりの図。
やっぱりキレイなローターは気持ちいいですね。。。(^^ゞ
車検整備でお預かりしました1991yモデル ポルシェ964。
このお車、お預かりしての整備はお初になります。
まずは車検ラインを通すべくライト廻りやブーツ類のチェックからスタート。
ドライブシャフトブーツが切れてました。これではラインは通りません。
左側のタイロッドエンドボールジョイントも切れてます。
と、思いきやナント右も切れ切れです。
ドライブシャフトブーツは内側だけの切れではあったのですが外側もバリバリにヒビが
入っていていつ切れても…な感じだったのでついでにって感じで両方交換しちゃいました。
で、タイロッドエンンドも左右交換して車検ラインへGO!
無事に車検を取って帰ってきました。
とは言う物の、これから他の箇所も点検してのお見積りとなるのですがどうなる
事でしょう。。。^_^;
車検整備でお預かりしましたポルシェ964。
ごご用命事項の中にドアキーシリンダーがグルグルと廻ってしまうと言うのが・・・
見るとご覧のように廻ってしまうし通常は90°位で止まり離すと元に戻るはずなのに
どこの位置でも止まってしまう状態。
そんな場合は大体こんな物です。ドアノブごと外してみると裏側の赤丸のネジが緩んでおり
リターンスプリングが全く効いてない状態でした。
正常な位置はこんな感じ。
一度ネジを外し、余計なグリスやホコリを洗浄して緩み止めを塗って再度締めつけてあげます。
実はこのキーシリンダーはこのネジ1本で取り付けられており、これが外れるとシリンダーが
抜けてしまったりもします。
で、元に戻して点して作動を確認して終了となります。
お客様からたまにですがバッテリーの漏電(リーク)の測り方を質問される事が
あります。
まず、下のようなテスターが必要になってくるのですが・・・
測り方はテスターを繋いで数字を読むだけと言えばそうなんですがポルシェの場合、
964モデル以降は多少の手間をかけてあげないと微妙な故障を見落としてしまう
事もあります。
今回は993での計測ですがまずはエンジンを暖機してからエンジンを切りドアロックを
します。上写真はその直後の数値です。-0.34Aと結構な電流が流れてしまってます。
で、約30分後の数値。-0.01A~0.02Aとナンとも優秀な感じ。
なんで最初は消費電流が多いかと言いますと色々と訳もあるのですが一番はエンジン温度などを
モニタリングして必要であればエンジンルーム内のヒーターブロアモーターを廻したりして熱気
を外に排出したりしてるんですね。その辺に不具合が出たりすると消費電流が下がりきらずバッ
テリーが上がったりしちゃうんです。(^^ゞ
1988yモデル ポルシェ911。
ヘッドライトがロービームにならずハイビームになりっぱなしでご覧のように
メーター内の青ランプも点きっぱなし。。。
原因は十中八九はこのコラムスイッチ。
今回もどうも節度感も無く当たりでした。
スイッチ自体はステアリング廻りを外して交換するだけなのですが
964などとは違い微妙に配線が何本かキボシになっており面倒ではあります。。。
空冷ポルシェも最終モデルから早15年も経ちました。
上写真はバッテリーアースケーブル。
スターターの廻りが悪い時があり調べているとケーブルに微妙な腐食を発見。
価格もそれ程は高くないので純正品で交換する事に。
交換すると症状も改善されたような・・・
新品はやっぱり気持ちイイもんですネ。
故障すると結構大変な目にあうポルシェ部品の1つなDMEリレー。
コレが逝かれるとエンジンがかかりません。=レッカーってな具合になっちゃいます。
今日もお電話で「先日、レッカーのお世話になり・・・結果何てことないDMEリレーが原因でした」
というお話でDMEリレーを予備に1つ持ってようかな・・・というお問い合わせが。
ま、正解ですね。。。
当店ではDMEリレーも数種類ご用意しております。何故か年々価格が上がってきてるので
純正品以外にもって事で。
上写真は~89y911用ですが左から社外品・OEM相応品・純正品になります。
価格も6405円・10248円・12810円と社外品と純正品では倍近く変わってきます。
一番よく出るのはOEMですが予備のエマージェンシー用としては社外品でもと思います。
ちなみに964・993用としては社外品の5250円と純正品の10500円をご用意してますので。(^。^)y-.。o○