ポルシェ911・930・964系に使用できるヘッドライトレンズを
2種類入手したのでご紹介。
こちらはハロゲン用ノーマルレンズ。
このノーマルレンズはBOSCH製でマークが入ってますが
現在、部品をオーダーするとBOCSHのマークが入って無い
らしいです。
こちらは同じBOSCH製の球面タイプ。
前は1枚1万円もしなかったですが現在では2枚セットで
25600円とお高いです。
そしてこちらはビンテージHELLAタイプのリプロダクション品。
ちょっとクラシカルな球面タイプで面白いかも…
こちらは2枚で13000円とお値段も魅力的です。
いずれも在庫はしてませんが場合によってはお取り寄せも
可能ですのでm(__)m
1991yモデル ポルシェ964がオーバーヒートでご入庫。
ご覧のように油温がレッドゾーン近くまで上がってきています。
なのにオイルラインが通っている右フェンダーも冷たい。
その手前の右側のステップも冷たい。。。
原因はもうお解りだと思いますがサーモスタットと思われます・・・
がッ!? この後大変な事が・・・
サーモスタットを交換しようとしたらサーモスタットを
押えているキャップが全然ビクともしない???
やっとこさ外したら今度はサーモスタット本体も出てきやしない…
よく見るとハウジング自体に微妙な歪みがありその上、サーモ本体
の隙間にハウジングの欠片が咬みこんでいる。。。
これじゃハウジング自体も再使用できない>>>
国内在庫を調べると本国オーダーの模様。。。ヤバッ!?
でも、有ってヨカッタ部品取り車。1993yモデルの部品取り車
が1台有りそこから拝借して無事に完成。
これで無事にGWもお使いいただけます。。。
1989yモデル ポルシェ911カレラのシフトレバー。
横にレバーを揺するとガタガタと異音が・・・
シフトの感触もガタが多く???
シフトレバーのブーツを捲るとリンケージが見えこんな感じな
造りになってます。
ガタの原因はほぼコレな感じ。
上写真は新品に交換した後の絵ですが。。。
上側が砕けた古いブッシュ。(メーカー的にはフリクションリング
と言うらしいです。)
壊れていたのはフリクションリングだけですが、ついでなんで
シフトレバーの支点になるボールソケットも交換してあげます。
1986yモデル ポルシェ930。
911・930・964も数か所にこのようなオイルホースを使って
ますが古くなりホースが硬くなってくるとカシメ部分からオイル
洩れをおこします。
こんな風に液体パッキンを塗り込もうがビニールテープを
巻こうが無駄な努力です。。。
純正のオイルパイプホースはお値段もそれなり以上!?に
するのでホース部だけを交換します。
街のポルシェ屋さんでは当たり前の事ですけど…ネ
ポルシェ964や993、走行中に段差などで衝撃が加わった時に
パカッってフューエルリッドの蓋が開いちゃう。とか手で引っ張った
だけで開いちゃうトラブル。
原因はこのラッチ(受け)が多いです。
上写真の物もご覧の通りエビぞり状態。。。
外したラッチ。左は新品でシャキッとしてますが右の
古い物は反ってしまってます。素材が問題なのでは…
新品に交換してあえなく終了。。。
もうちょっと考えて造ってほしい所です。。。
ポルシェ993のフロントフォグランプ。
別にレンズが割れてる訳でもないのですが経年劣化で
しょうか、古くなると黄ばみが出てきます。
上が新品、下が今まで使用していた物。並べてみると
その差歴然です。
交換したくなるオーナー様の気持ちも解ります。。。
交換ついでにバルブも白色系の物に交換。
コレだけでだいぶ古臭さが消えシャキッとして見えちゃいます。
1989yモデル ポルシェ911カレラ。
通常はエアクリーナーボックスに隠れてしまっていて
気が付かない方が多いと思いますがエンジンオイル
注入口付近にブローバイ系のホースが数本刺さって
います。そのホースが完全に切れてしまったりすると
いらないエアを吸いこんでしまったりして微妙なエン
ジン不調をきたす事もあります。
今回、太い2本のホースに結構なひび割れを発見。
まだ、切れては無かったのでエンジン不調までは
いってませんでしたが気が付いた時にやっといた
方がよいと言う事で交換しちゃいました。。。
1988yモデル ポルシェ911カレラ。
お国によってですが並行輸入モデルにはこのように
ウィンカー横にサイドマーカーが付いてたりします。
どうもディーラー車と違ってて気になっているようで・・・
サイドマーカーを外してカバーなる物を付けてあげます。
これで見た目ディーラー車と同じになります。。。
ポルシェ964のライセンスランプ ”ナンバー灯”の事ですが。
これがまったく点灯しないと言うトラブル発生です。
上写真はちゃんと点灯してますが・・・(治した後なので当然。)
ハーネスをよく見ると被覆が剥けて配線が丸裸になってる
のが解りますか。。。
配線を触ってみるとパキパキに硬化し、いたるところで配線が
むき出し状態になってました。どうもマフラーの熱が原因のよう
な・・・
これは丸ごと交換するほかないようです。
と、簡単に言ってみましたがこれがまたご丁寧に処理されて
いて交換するにはバンパーを外さないと交換できないんです。
バンパーをバラすとこのようにレインホース(バンパーの
フレームのような物)の裏でクリップで固定されてるんで
す。
コレ、結構な作業になっちゃいますんでランプが左右とも
点かないなんてお車のオーナー様は覚悟が必要になるか
もです。。。
1987yモデル ポルシェ911カレラのフロントブレーキ。
この頃のブレーキキャリパーは鋳鉄製でまぁよく錆びて
あまり乗らないでいると固着して引きずってしまう。。。
外した左右のキャリパーですが数年前にもオーバーホール
をしてるのです。が、前回にO/Hした時にもちょっと腐食が
進行していて怪しい感じはあって・・・もう限界かもと言う事
でオーナー様とご相談。。。
結果、思い切って新品に交換です。
やっぱ新品は気持ちいいですねッ!!