ナンの部品でしょう?
ポルシェ993のステアリングギアボックスとタイロッドの
間に付いています。部品名的には”ボールジョイント”
確かにギアボックス側はボールジョイントになってます。。。
が、不具合はその先の筒の中にあります。筒の中は
ダンパーの役目なのでしょうかゴム系な物が入っており
ガタつきが出てきてました。当店では経験ありませんが
酷い物は抜けることもあるそうです!!??
図解で言うと赤丸No4になります。
こんなとこにガタが出るとハンドリングにハッキリ影響が
出てきちゃいます。今回のお車は走行距離も14万キロ
ということで経年劣化的なものでしょうがそんな事を感じ
られたら一度点検されることをお勧めします。。。
1993yモデル ポルシェ964のフロントフードリリースレバー
の不具合。
突然レバーを引いてもフードが開かない、と言うか
ワイヤーを引いてる感じがなくなってしまう。。。
原因は写真上側のワイヤーを固定しているブラケットの
割れ。
964で一度も修理してないものは993用に部品が変更に
なってるので丸ごとの交換になっちゃいます。
写真下側が新品部品ですがパッと見た感じは同じに見えます。
が、レバーのガタを無くすようヘルパースプリングが付いたりして
若干の改良があるんです。。。
車検整備でお預かり中のポルシェ993のプラグコード交換。
ツインプラグのポルシェのコードは合計14本。
車上での交換はほぼ一日仕事になります。
特にEX側のコードは曲がりがきつい部分もあり
このように被服が破れてしまいます。
社外品もありますが交換には純正品が収まりもよくお勧めですね。。。
久しぶりの作業になりますがスタビライザーブラケット
の割れ修理です。
お車は1988y ポルシェ911カレラ。
今回はオーナー様の「どんな物なのか?」というご要望
もありでのご紹介。
スタビライザーが付いてると解りずらい感じですが
外すとこんな感じにパックリ割れちゃってます。
で、古いブラケットをはがした状態なのですが
この作業が一番骨折れるところでほぼ鉄工所
おやじ的な作業なんです。
左が古いブラケットの残骸。苦労の跡、分かって頂ける
でしょうか・・・
右は新品です。
ここまできたらあとは新しいブラケットを溶接していきます。
最後に溶接跡から錆が出ないように錆止め処理を
して終了となります。
1997yモデルのポルシェ993のオーナー様の為に
揃えてみました。
今日のお仕事はほぼ電気屋さん的なナビ交換&
ステレオ交換&F/Rスピーカーの交換です。
そもそもの発端はこの古いDVDナビ。
古いうえにシフトレバーを動かすと手が干渉して
しまいイライラしてたそうで…
で、最新のナビに交換して取り付けもステーを多少
加工してこのようにシフトレバーの邪魔にならないよ
うになりました。
取り外した残骸。付けるのより外す方が労力
いりますね。。。
中々手が出ない部品の一つ。
ポルシェ964の空冷ファンインペラー。
今回のお車もそうですが経年劣化でクラックが入って
いたりする物が多いです。
物的にはオルタネーターのシャフトに刺さってるだけ
なのですがまず素直に抜けてくる事はございません。
シャフトを傷つけないようにプーラーなどを使って
こんな感じにバラしてシャフトはキレイに磨いて上げます。
あとは新品を組みつけるだけ。
ちなみにこの部品、約6万円の代物になりますので。。。
ギアが入りずらい?!というかバックに入れようとしても
1速に入ってしまったり…
シフトレバー関係の不具合で良くあるのが上写真の
シフトレバー真下にあるレバーの支点になるパイプを
支持するブッシュの割れなのですが今回は若干の割
れはあるものの原因じゃなさそうです。ちなみにここが
逝くとシフトレバーが上下に”カコカコ”と動いたりします。。。
で、お次はレバーからミッション本体に伸びるロッド
とミッションのと繋ぎ目にあるジョイントのブッシュ。
今回はここのブッシュの割れが原因でした。
本来はこのように」ブッシュが入ってるのですが
割れて何処かにいってしまったようです。
空冷ポルシェにお乗りになってる方は気になってる
事も多いであろうエンジンルーム内に張ってある断熱
・防音材?! ”サウンドアブソーバー”と言います。
上写真はボロボロになった古い物を剥ぎ取り新しい
マットを入れてる途中なトコ。
今まで、930・964・993前期モデルまでは施工した事は
あったのですが後期型バリオラムエンジンは初めてでした。
何気にインテークマニホールドが大きく手が入らないかも??
と思いながらやってみましたが外す物を外せば何とかなるも
んです。。。
1989yモデル ポルシェ911カレラのエンジンマウント。
それ以降の964などは粘性オイルが入っていたりして
ダメになると気付く事もありますが…
右がおそらく新車時から使っていた物で左が新品。
見た目には大丈夫そうですがやはりゴム物なので経年
劣化はしてるかという事で今回交換する事に。
新品は明らかにゴムが生き生きしてますね。。。
定期点検整備でお預かりのポルシェ993。
最近よくあるのがプラグコードの劣化によるリーク。
他のモデルにも言えるのですが特に993系のEX側は
曲がりきつい部分があり被服が割れてしまいそこから
”パチパチッ”って火花が飛んじゃいます。
今回は予算の都合もありシリコンで固めて応急処置して
みましたが何時まで持つ事やら…です。