ポルシェ作業事例

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1988y ポルシェ911カレラ 納車点検6

ポルシェ作業事例

2012年05月22日


長らく続いてました1988yモデル ポルシェ911カレラの納車点検整備。

今日でほぼ最後の作業になります。

機関の整備も終わり最後はエンジン調整。

触媒前での排ガス濃度を調整していきますが排ガスのサンプリングホールがご覧の通り

サビサビで過去にほとんど触っていなかったような感じ。

コレは絶対に折れるな・・・と思いきや案の定、折れてしまいました。(まぁ、良くある事ですが・・・)

そのような場合はドリルで揉んでタップを立てていきます。

出来上がったら新しいボルトを入れて完成。

(当然ですが汎用のボルトでなくポルシェ純正のボルトを入れます。)

そしたらはれてエンジン調整。

このように排ガステスターを差して計測します。

で、最初はO2センサーを切って調整していきます。

もう20年以上前のクルマなのに中々な数値が出せました。

既定の数値が出たら今度はO2センサーを入れて計測してみます。

これまた今となっては目づらしく!?きちんとO2センサーが効いてる数値が出てきました。

最後はアイドル調整。

写真の黄丸の赤く塗ってあるリレーみたいな物は自作のアイドルコントローラーの

キャンセラー。これを使いコントローラーをOFF状態にして回転数を調整してあげます。

これは結構狂ってるクルマが多いですね。。。

 

これで一通りの作業が終了。

この後、陸運局で中古新規登録を無事に済ませ納車点検整備は終了となりました。

これで金曜日に予定していますご納車もいけますかね。。。

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