ポルシェ作業事例

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1989yポルシェ911のサイドブレーキ調整

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2012年12月06日


お初のご来店の1989yモデル ポルシェ911。

何処ぞでブレーキキャリパーのオーバーホール他をやってからなんかサイドブレーキに

違和感を感じると言う事でご来店。

で、ちょこっと診てみるとサイドブレーキがおっ立ってる。

ノッチ数を数えてみると9ノッチ位ある状態。

通常は6ノッチ位が正常。細かく言うと1ノッチでは抵抗も感じなくリアタイヤが廻る。

2ノッチで軽く抵抗を感じる位に廻る。3ノッチで手ではロックする位。4ノッチで完全

にロック。ってな感じとディーラー勤務時代に教わりました。。。

とりあえずサイドブレーキのドラムを開けてみるとこんな感じに調整用のスクリュー

が完全に縮んでる状態。

おそらくキャリパー廻りの修理をする際、ブレーキローターも交換しているようで・・・

その時に何らかの理由で縮めたと思われそのまま忘れちゃったのかな???

サイドブレーキの引きしろはこのダイヤルとワイヤーで調整します。

まずはドラムがロックするまで調整用ダイヤルを廻し、そこから緩める方向に4・5ノッチ

戻します。そこでサイドブレーキを引いてみて上記のように6ノッチ位引けるようになれ

ば終了。少なかったり多かったりした場合はワイヤーで調整していきます。(これが少し

面倒ではありますが・・・)

今回はワイヤーの調整はしなくとも引きしろもバッチリでした。

って事はやはり戻すの忘れちゃったですかね。。。

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